5歳の男の子と1歳の女の子を子育て中のあずみさん。
今回のあずみさんおすすめの育児グッズ
カトージのベビーチェア「マミー」
子どもの離乳食が始まる頃には、親になった誰もが考える子ども用の椅子。
私は現在2人の子育て中で下の子がベビーチェア利用真っ最中の1歳半の年齢です。この子にいろいろな物を購入や新調する際には、SNSや口コミをよく見ています。
しかし、5年半前の上の子の頃には、今ほど情報も多くなく…(私が遅れていたのかもしれませんが…)実際に店舗を回って、自分で「これだ!」と思う物を直感で選んでいました。
正直、よく「こっちの方が良かったかな?」と後から思うこともあるのですが、今回テーマにさせていただいたベビーチェアに関しては、心から「良い買い物をした!」と5年経った今でもよく思うほど。
飲食店、知人宅で使用させてもらったもの、ベビー用品店の散策やSNSでいろいろなオススメを見たり、いろいろなベビーチェアに触れてみても…。
「やっぱり、家にあるのが一番!」と思えるベビーチェア。それが、カトージのベビーチェア「プレミアムベビーチェア mamy(マミー)」です!

ここからは、製品特徴を交えて我が家で5年ほど使用してみての感想を紹介させていただきます!
まずは大人が座ってみた!丈夫な椅子で安心!
まず、1人目育児(息子)の際には、生後6ヶ月の離乳食スタートより、よく使っていました。
当時私は「食事はここで食べるんだよ」ということを赤ちゃんにも伝えたかったようで、離乳食はじめの頃にもこの椅子で食べさせる、という意識を持っていました。
といっても、はじめはスプーン1~3さじくらいをしばらく続けますし、「座って食べる」ということ以上に「食べるということ自体」を教えてあげる必要があります。
ということで、はじめは私がこの椅子に座り、息子を膝の上にのせ、抱きかかえるように食べさせた思い出があります。
この椅子は、座面も足置きも段階調節が可能で、ベビーチェアですが大人も使える仕様になっています。
(長く使えるということや、簡単に組み替えられる点については後に紹介させていただきます。)
なので、はじめは私が座って使っていました。ここは今思えば飛ばしても良いステップだったのですが(笑)(大人の椅子でテーブル前で食べるのでも良かったなと…)
一応、「食事はここだよ」と、息子にとって食卓を意識させることができたのは満足ですし、そういう風に設計されているので当たり前なのかもですが、「大人が十分使える=丈夫な椅子」ということを認識できました。
*ちなみに、安定感もあり良かったのですが、抱っこして座るというのは推奨されている使い方では無いと思います。我が家の経験談とご理解ください。
おすわりが安定する前から工夫して使えた!
そうして、しばらく一緒に食事タイムを楽しんだ後には、いよいよ息子のベビーチェアデビューです!
とはいっても、生後6ヶ月半頃、まだおすわりは完全に安定はしていませんでした。
一応、十分に一人すわりはできるものの、食事となると、ご飯に興味津々の息子は体を揺らしたり前のめりになって倒れそうになってしまうことも…!
そんな時にも、このベビーチェア(以降:マミー)の親切設計で安心して座らせることができたのでした。
マミーには、ガード、テーブル、バックルといった、月齢の低い子どもの落下防止に役立ち安定して食事ができるパーツがいろいろついていました。
それらは、後付け&取り外しも可能です!
ガードをつけてテーブルをセットし、バックルをつける。そこに、少しクッションやミニ座布団などですきまを埋めると、6~7ヶ月の息子でも安定して座ることができました。
一応、離乳食をスタートする目安に「ひとりすわりができる」があったかと思います。
でも、このマミーに座らせる場合には、他の椅子に座らせるよりも”未熟”な段階からでも安心してスタートできると思いました。
もちろんん、完全に落ちないわけではないですし、ハイチェアなので万が一の場合にはリスクは大きいので…座らせている間の見守りは必須です。
おかげで、息子は少しすると「マミーに座る=食事タイム」ということがわかるようになり、ニコニコ笑顔をたくさん見せてくれるようになりました!
1歳前から一人食べの練習に!付属テーブルのトレーが洗えるのも嬉しい!
そして、おすわりが安定し、手づかみである程度食べられるようになった1歳手前頃からは、息子は自分でスプーンやフォークですくって食べる練習をはじめました。
そんな時、付属のテーブルトレーがとても役立ちました!

テーブルにしっかりはまって安定するのはもちろんのこと、フチがあるので食べこぼしや少量の液体なら床にこぼれずにすみます。
コップを置けるくぼみもついているので、コップやストローマグのトレーニング時も「ここに置くんだよ」と教えやすかったです。
そして、プラスチック(?)のテーブルトレは、きれいに拭ける&外して洗うこともできるので、とても衛生的です!

木製のチェアは、あたたかみがありますが、どうしても洗いにくいことや汚れが染みつきやすいのがネックになってしまいがちです。
でも、マミーの木製テーブルには、このテーブルトレーがついているので、いつでもあたたかく丈夫な椅子に座りながら衛生的なテーブルで食事をさせてあげることができました!
不要であれば外して木製テーブルとして使うこともできますし、テーブル自体が不要な際には背面に回したり外すこともできるので、本当に使い勝手が良いのです♪

1歳半頃~、通常ベビーチェアとして!いつでも成長に合わせた足置きに5秒で変更可能♪
そして、子どもの体幹がしっかりして言葉の理解も進んできた頃(たしか1歳半頃~)は、テーブルを外して通常のベビーチェアとして使うようになりました!

マミーは、前方をダイニングテーブルにつけて落下を防ぐのにも、ちょうど良い作りに感じました。(ダイニングテーブルの高さや形状によりますが、我が家の場合。)
そして、子どもが大きくなってくると、当然足の長さも変わってきて、ちょうど良い足置きの場所も変わるかと思います。
多くのベビーチェアは、子どもの足がブラブラしてしまったり、逆に足置きが高すぎて変な姿勢になってしまうこともありますよね。
マミーは、座面も足置きも、高さを調節することができるので、ずっとジャストのサイズで子どもを座らせて安定して食事をさせてあげることができます!

しかも!ステップの調節は、ステップ両側のレバーを押さえて希望の段に板を差し替えるだけ!と、女性でもラクラク5秒ほどで作業をすることができるのです!
子どもが成長に合った最適な椅子で食事を楽しめる!親にも子にも、この上ないメリットかと思います♪
足置きが棒状でなく広い板なのも、踏ん張れるし「ズレて足から体全体のバランスを崩してしまう」というヒヤッともないので嬉しいです。
もう少し大きくなると、自分でこのステップに足をかけて着席することもできるようになります!
5歳になって卒業!マミーは1歳半妹の椅子に!
そんな感じでこのマミーでずっと食事をしてきた息子ですが、5歳になった頃、4つ歳の離れた妹に椅子を譲ることになりました。
今、息子は大人と同じ椅子に足台(↓過去記事参照)を置いて食事をしています。

現在1歳半の娘は、この椅子をもらうまではバンボで食事をしていました。(↓過去記事参照)

でも、お兄ちゃんがマミーを卒業した今では、マミーの座面も足置きも一番上に上げて(体が小さめなのでまだ一番上で十分です)姿勢良く座って食べることができています!
安定するからか、ガード系のアイテムを何もつけていませんが、抜け出すこともなく座っています。
元々バンボに座らせていたこともあってか、マミーに座らせると1歳児でも「お姉ちゃんになった」感を感じるのか、嬉しそうにおとなしく座っています♪
やはり外食などではベビーチェアで足がぶらつくので、足を上に上げたりブラブラ動かしたりしてしまうことも多いです。
そんな時、マミーのしっかり足をつけられる座面がいかに良いのかを、改めて感じます!
マミーを卒業した息子、今も時々使っています!それは…
上のように、5歳まで足台を段階的に下げながら使い、ベビーチェアを卒業した息子ですが、実はその後も時々使っています。
最近、基本的には家族で食卓を囲む我が家。そんな時は必然的にマミーは妹のものです。
でも、“1歳児だけ別の時間に食事”でかつ、“5歳児もベビーチェアで食事”をする時がたまにあります。
それは、お鍋や焼き肉といった、机の上で熱くなる鉄板・鍋類を使用するメニューの時です!
この時は、息子もベビーチェアに座る方が、大人の椅子より座面が高くなり取りやすく、取る際にずれない足台で踏ん張れるので安全なのです!
我が家の5歳児は、鍋物も自分でお玉ですくいたい、たこ焼きもひっくり返したい、という意欲が強いので、「ルールを守れて安全に届くのなら」とやらせることにしました。
マミーがなければ大人の椅子で座高が十分になるまで(かさあげ座布団もありますが、火元に手を近づけるにはふわふわで不安定なので)私は多分「ダメ」と言ってしまうと思います。
なので、そんな時に、5秒で「1歳児用→5歳児用(またはその逆)」にチェンジできるこの椅子は、きょうだい間で共有するのにもとても便利だと感じるのです!
もちろん、子連れの来客時にはその子に合わせたり、大勢の来客で椅子が足りなくなった際には足台を外して私がマミーに座ったり(横幅も大人も十分座れるサイズです)、臨機応変に使えます。
5年使って大きく感じたデメリットは2つ
そんな便利なマミーですが、赤ちゃん時期~幼児期・2人目でこれからも長く使う中で、デメリットに感じている部分ももちろんあります。
主に2つで、あくまで我が家の場合ですが、写真で詳しく紹介させていただきます。
デメリット1
まず、“安定感が良い”の裏返しになるかもしれませんが、“本体が大きく土台の台形型が後ろに突出する”という形状が、狭い我が家では悩みの種になっています。

先に書かせていただいたように、マミーは肘の部分が机にぴったりというメリットがあるのですが、裏返すと我が家のダイニングテーブルの下に椅子の座面を収納できないのですね。
なので、椅子の後ろ(我が家は壁が近いです)を通る際に、土台の突出した部分に足をぶつけてしまったり転倒しかけたり…。
我が家の狭さと配置の問題ではありますが、私たちは数回この部分で“足の小指の爪が…”という痛みを経験しています…。
突出した部分がもう少し丸みがあるか、もう少しコンパクトならもっと嬉しいのにな…と思います。
また、壁際以外の置き場だと、我が家の場合はこの大きさ&収納できないサイズが邪魔に…。
ダイニングにゆとりがあるか、広くスペースが取れる場合には問題ないかと思いますが、購入を検討されている方は「大きい」ということは押さえておかれると良いかと思います。
デメリット2
2つめは、“傷がつきやすく、汚れが取れにくい”という木製特有のデメリットです。
サイドの部分は子どもが汚れた手でよく触るので、都度拭いても経年とともにその部分は黒ずんできてしまいました。

また、写真の背もたれの傷は、息子が0歳後半の頃、遊び食べをする時期があり、その時に後ろを向いてガリガリかじってしまったのです…。
2~3日のことですが、この時の傷がここまでくっきりとついてしまい、もちろん消えることはありません…。
妹に譲るので我が家は別に良かったのですが、見栄えが気になる場合や、ベビーチェア卒業後にきれいにしてフリマ等を考えられている場合には、汚れや傷のつきやすさは大きなデメリットになるかと思います…。
デメリットはあるけどオススメ!
上記のようなデメリットを感じることもありますが、基本的にはそれ以外は毎日何度も大活躍してくれる、長く使うのにも安心の優れものだと思います!
これで、価格は1万円前後♪歳が近いきょうだい育児の場合にも、複数揃えるのにもそんなに響かないコスパなのも嬉しいですね!
もちろん、繰り返しになりますが成長に合わせて座面を下げてずっと使えますし、勉強用の椅子などにも問題なく使えます。
カラーもいくつかありますし、さまざまなインテリアに問題なく馴染むアイテムです(^^)
ダイニングテーブル用のベビーチェアを検討されている方には、ぜひ一度見てみてほしいアイテムです♪
