6歳の男の子と4歳の女の子を子育て中の40代前半の女性むーさん
今回のむーさんおすすめの育児グッズ
ニットのスリング「カドルミー」
一人目を出産した直後、入院中に病院でもらった通販パンフレットに掲載されていた「カドルミー」という日本製のニット生地でできたスリングを買いました。
購入の決め手は、見ただけで、使いやすそうなスリングだなと思ったことです。
あとは、アメリカの著名な小児科ドクターであるウィリアム・シアーズ博士が推奨、とパンフレットに載っていて、この方をその時はよく知らなかったのですが、お医者さんが勧めているくらいだからいいのかなと思い、買ってみました。
実は、このスリングを購入した後、シアーズ博士ってどんな人なのかなと思い、興味で調べてみると、「ベビーブック」という有名な育児書の著者であるとわかり、この本も購入してしまいました。
8人のお子さんのお父さんのようで、医者としても親としてもすばらしい人格の方だと思いました。
スリングは目の詰まったしっかり厚みのあるニット生地で、色は杢グレーのものを選びました。
この色にしたのは汚れが目立ちにくそうなのと、パパに抱っこをお願いする時も、グレーのような暗い色の方が男性でも抵抗感なく使えるかなと思ったからです。
スリングは抱っこ紐より早くから使うことができ、届いてすぐに生後1か月ほどだった赤ちゃんをスリングに入れて抱っこしてみました。
生地がよく伸びるし、ころりんと丸まったように寝る赤ちゃんをすっぽり入れると、重みである程度下に下がるので、赤ちゃんが落ちる心配はまずないな、という感じでした。
口や鼻がスリングの生地に密着して呼吸が妨げられることがないようにだけ気を付けていましたが、赤ちゃんの顔を上に向けてスリングに入れてあげる限りはそうそう顔が下向きになったり、生地で顔が覆われてしまうことはありませんでした。
ニット生地なので、伸びると通気性もよくなるし、中が蒸れてしまうこともなかったです。
お腹の中にいた時のような体勢ですっぽりスリングに入り込むと、ママの体温や呼吸をダイレクトに感じるほどの密着度なので、赤ちゃんはすぐ大人しくなって間もなく寝始めるといった感じでした。
私の胸からお腹にかけて、スリングを介して赤ちゃんがスヤスヤ寝ていて、まるでカンガルーみたいだなと思いました。
寝ていなくても大人しく私の顔を見つめていたり、ご機嫌にしていてくれました。あとは両手が使えるので便利でした。
お散歩に出かけた時も、スリングからうちの子供が顔を出すと「赤ちゃんが入ってる!」などと言って、会った人によく話しかけられました。
使用期間は、やはり赤ちゃんが成長して重くなってくると肩にかかる重力がきつくなってくるので、1歳過ぎた頃には抱っこ紐の方が便利になってはきます。
ただ、昼夜問わずよく泣く1歳以下時期は、ほぼ確実に寝てくれるだけで本当に重宝しましたし、ニット生地なので伸縮性がすばらしく、本当に使いやすかったです。
うちは二人共このスリングに大変お世話になったので、買ってよかったと思っています。