5歳の男の子と1歳の女の子を子育て中のあずみさん。
抱っこ紐、またはベビーカー。赤ちゃんとのお出かけにおいて、このどちらか、もしくは両方は必須アイテムとも言えますよね。
便利で子育てに常に身近なこれらのアイテムですが、先日立て続けに私は街で怖い瞬間を見てしまい…。自分も気を引き締め直したいと思うとともに、「こんなこともあるんだ…」というエピソードを共有させていただきたいと思います。
ベビーカーから赤ちゃんが落ちかけた…!危うく電車とホームの間に転落…!
まず、私はベビーカーを押して電車を利用することが多いのですが、駅によっては電車とホームの間のすきまが大きくて、ベビーカーや上の子の手を引いて乗り降りするときに怖いなと思うことがよくあります。
そんな、すきまの広いホームで…。電車から降りようとされたお母さんが押しているベビーカー(B型の簡易バギー)の前輪がすきまに脱輪!
それだけでも怖いのですが、なんと、ベビーカーに座っていた2歳くらいの子どもが、脱輪の衝撃で投げ出されるように座席から落ちかけたのです…!
幸い周りの方のとっさのヘルプとお母さんがすぐに気づいて子どもに手を伸ばしたため、誰も怪我をせず列車の遅れなどにもつながりませんでしたが、
「あと1秒遅かったら横に落ちかけた子どもがもしかしたらあのすきまに…!」と思うと、他人事とは思えずとても怖いです…。
子どもが嫌がったのか習慣化しているのか、たまたまだったのか。理由はわかりませんが、その子はベビーカーの肩や腰のベルトをしていなかったのはたしかでした。
我が子はまだ、動くベビーカーの上では不安定なので必ずベルトをしていますが、もし簡易バギーに自分で乗降できる状態の子どもとの近距離移動なら、私も「ベルトはいいかな」と思ってしまうことがあるかもしれません。
でも、このヒヤッとした現場を見て、ベビーカーも自転車・車などのシートも「どんなに子どもが安定したり逆に嫌がったりしても、ベルトは絶対しよう」と心に誓いました。
当たり前といえばそうなのですが、育児は毎日のこと、「つい」や「そうせざるを得なかった(子どもが嫌がって叫ぶなど)」ということもあるかもしれません。
でも、何のためのベルトなのか、装備なのか。もちろん、大切な赤ちゃんの命を守るためのものです。
型によって作りや使用法はさまざまですが、しっかり守って防げる事故は最大限防ぎたいなと思いました。
ちなみに、私は週数回はその電車を利用するのですが、何度乗ってもホームのすきまは怖いです。
一人で乗る時(大人だけ)はあまり目にとまらない箇所でも、子どもを連れていると大きなハンディやリスクを感じるシーンは多々ありますよね。
運転じゃないですが、「(大丈夫)だろう」ではなく「(危険な箇所がある、事故につながる)かもしれない」という気持ちを大切にしながら、ベビーカーを利用しようと思います。
抱っこ紐でスマホを拾おうとしたお母さん、その時赤ちゃんが…
また、自治体の施設で子どもを遊ばせていた際に、3歳位の子と首がすわったくらいの赤ちゃん(抱っこ紐)を連れたお母さんがおられたのですが、その方は右手にスマホ、左手に3歳児、という感じで手が塞がっていました。
すると、急に3歳児が何かに向かって走り出し、お母さんの手元からスマホが落下。「ちょっと待って…!」と言いながら片手を引かれたお母さん、慌ててスマホを拾おうとした時に…。
もう、ご想像がつく方も多いかと思いますが、抱っこ紐の赤ちゃん、頭から落下です(><)お母さん本人も周囲も「あっ!!」という感じで、一瞬時が止まりました。
赤ちゃんは大泣きしていて、私は遠くから見ていて何もできなかったのですが、ただただこの時ばかりは、「赤ちゃんが泣いて良かった」(本当に大事となった場合は泣くこともできないと思うので)と思いました…。
幸い、子ども走り回る前提のジョイントマットや柔らかめの床だったのですが、「これがコンクリートだったら…」と思うと怖いです。
最近の抱っこ紐は、内側に赤ちゃんの落下防止ベルトがあるものもあるようですが、「面倒だから使ってない、多分大丈夫だし」という方も多いようです。
私自身、エルゴを使っていますが、もう5~6年前に買ったものなのでそのような仕様はありません。
我が家の場合、逆に1差半を超え大きくなった娘がぐずってエルゴから反ってしまうこともあるので、赤ちゃんが小さくとも大きくとも、「抱っこ紐=絶対安全」ではなく、きちんと見守ることや、ベルトがある場合はそれをしっかり使うことで、赤ちゃんの安全は守れるんだなと感じました。
最近は、「背後から抱っこ紐の腰のバックルを外す」という悪質ないたずら・事件もあるようです。
これはお母さんの落ち度ではありませんが、誰が悪かろうが、赤ちゃんが落下してしまっては大変です。
ニュースで聞くだけでも心が痛んだり考えるきっかけにはなりますが、年が明けてからたまたまですがこのようなヒヤッとな現場を二度も見てしまった私…。
自分にも反省点はいろいろありましたし、これからもベビーカー、抱っこ紐の使用をはじめ、幼い子どもと出かけることは多々あるので、今まで以上に気をつけていこうと思いました。
今後これらのアイテムの購入や買い換えを考えられている方がおられましたら、デザインや価格も大切ですが、ぜひ「安全面」からもつくりや口コミをリサーチされてみてくださいね!
