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濃い味が好きになってきた5歳児に、我が家がインスタントやファーストフード食品を利用する時の約束ごと&伝えていること

この記事の筆者
5歳の男の子と1歳の女の子を子育て中のあずみさん。

我が家の上の子は現在5歳半の年中児です。
 
もちろん家での毎度の食事は私が用意をするのでそれを食べるのですが、この歳にもなると「これを食べたい」の主張も増えてきます!
 
もちろん、2歳頃から、「ハンバーグがいい」「サンドイッチ!」等、食べたいものを言うことはありましたが、それはメニューの話でした。
 
この歳になって変わってきたこと、それは、「麺類が食べたい」が「チキ○ラーメン」「ど○兵衛」、「晩ご飯マク○ナルドか買ってよ!」など、固有名詞でインスタントやファーストフードを指すようになってきたのです。
 
まず、我が家ではカップ麺は4歳まではナシ、ファーストフードも特に依存が起きやすい(と私は聞いたことがあるので)ポテトは3歳まではナシ、今でもSの半量ほどにとどめています。
 
年齢はあくまで我が家基準ですが、超早期からこれらを与えてしまうと味覚や胃腸のことが心配というのがあり、それまでは別のもので代用したりしていました。
 
たとえば、ラーメンならカップ・インスタントフライのものではなく、生麺タイプのスープを家庭調味料を合わせたりかなり薄めたり…。
 
インスタント類を全く与えず、もちろんすべて健康麺を優先して手作りをしてあげられれば良いのかもしれませんが、私自身も子どもの頃これらを食べたかったですし、たまにだからの特別感が嬉しかった記憶もあります。
 
主人も同じ気持ちのようです。正直、私も「手を抜いてこれらに頼る」という選択肢がある方が、精神的に楽ですし…!
 
前置きが長くなりましたが、インスタントが解禁されて今それにはまりかけている(?)5歳児を育てる、そんな我が家が今子どもと一緒に考えて実践していることを紹介させていただきます。
 
結論から述べると、我が子はインスタントを美味しいと思いながらも薄味の和食なども好んで食べてくれます!
 
幼児が口にするもので「これは絶対に食べない!」という偏食は一切ありません♪
 
インスタント食品とうまく付き合うことで、栄養バランスを自ら考えたり私自身が楽になるといったメリットを感じることが増えたので、書かせていただきます。

インスタント食品と健康についてを、子どもと一緒に考える

先に一応お断りをさせていただきますが、私たちは栄養士でも知識豊富でもなく、ある程度世間的なイメージや噂を鵜呑みにしている部分もあるかと思います。
 
単純に言うと、インスタント食品もファーストフードも、「脂肪と糖がたっぷりで体に良くはない!」と思っています。
 
子どもには、インスタント食品であっても「食事をおいしく食べて欲しい」という気持ちはあるので、あまり食品に対するネガティブなことは言いたくはありません。
 
でも、それを、子どもに伝えて食について考える機会を与えるのも、家庭でできる大切な食育だと思います。
 
そして、4~5歳頃にもなると、テレビや本などの情報から、「昔ながらの食事や薄味の方が体には良い」ということをわかっている場合が多いです。
 
なので、インスタント食品などは、我が家では「調味料や油をたっぷり使って味を濃くしている」という事実を伝えた上で、子どもと話し合うことにしました。
 
我が子の場合ですが、我が子が自発的に考えた「インスタント食品との付き合い方」は以下のようになりました。

  • 麺類の場合、お湯を多めに入れて(味を薄め)、スープは全部飲まないようにする(実際ほとんど残しています)
  • スパイスなどの付属の調味料は、かけなくてもおいしいものは余分にかけすぎない
  • ハンバーガーなどのセットでははじめから少し減らしておいたり、無理に食べきらない(自己申告する)
    →普段は出されたものは食べる、が習慣化していますが、ファーストフードはお楽しみということにし、はじめから少なくするのをOKにしています
  • 付け合わせや、次の食事(昼にこれらを食べる場合には夜)に野菜を多めに食べて、一日の中でバランスを良くする
  • 食べる頻度を高くしない、他のものを好き嫌いするようになったらこれらは食べられなくなっても仕方ない

「親が仕向けているのでは…?」と思われる部分もあるかもしれませんが、実際8割方息子は自分で考えてくれました。
 
というのも、4歳の頃息子は胃腸炎をこじらせ入院をすることに…。その時、実際はウイルス性の病気だったのですが、自分で「最近病気になりやすいからつらい」という思いを抱いたようです。
 
実際、2~3歳頃までは風邪も熱もほとんどかからなかったのに、そこから頻繁に熱を出すようになっていました。
 
その頃、息子には少し偏食があったので、「栄養をつけて丈夫な体を作ろう」と励ましていくと、「なんでも食べることが元気につながる」と思ってくれたようです。
 
そして、息子の偏食がほとんどなくなったので、「そろそろインスタント食品も解禁にしようかな?」ということになりました。

楽しみが増えて満足!これからも「おいしい、でも体にはあんまり」は意識して欲しい!

息子はインスタント食品を食べるようになると、やはり不安は的中でさらに濃い味を求めるようになることもありました。
 
でも、「味を濃くしない、スープやセットは完食しない」、というのは一緒にした約束なので守ってもらっています。(やむを得ない場合以外、量が足りなければ家にある他のものを食べさせています。)
 
実際、園の行事ごとの帰りに頑張ったご褒美でファーストフードを買ったり、コンビニのカップ麺コーナーで「これを食べてみたい!」というパッケージを見つけては何かのご褒美にねだってくるときもあります。
 
なので、理由はご褒美でも「忙しいから」でも何でも良いのですが、「たまにだからいいんだよ」ということを強調して特別感のある食事にしています。
 
実際、健康面はともかくとし、おいしいものはおいしいです。私たち親も、結構好きです(笑)
 
でも、息子がせっかく自分で体・健康を見直すことができたのだから、それは大切にしていきたいと思いました。
 
逆に、こういったことがわかる年齢まで「むやみに与えなくて良かったな」と思っています。
 
我が家には1歳半の娘もいますが、息子の時同様、娘にはハンバーガーなどはまだ与えていないし与えるつもりもありません。
 
ジュースもまだ飲ませたことはなく、マク○ナルドでイートインでどうしてもそこの商品を買わなくてはならない場合には、パンケーキ(シロップなし)とコーンとお茶にして、与える量を減らしています。
 
(1歳過ぎまでは離乳食を持って行っていました。私が行く店舗は赤ちゃんの離乳食はOKだったので。)
 
娘も今のところこれといって苦手なものがなく、基本的に調味料も最低限しか使わない食事をしているので、今後もその調子でいってもらえれば嬉しいなと思っています。

「これらを与える=悪」ではないけれど、年齢や子どもの状況を見ながらがオススメ!

今や、ファーストフードなども、昔よりは産地や添加物など健康にこだわって商品開発をされているイメージがあります。
 
また、たまに少し与えたからといって、すぐに健康害が出ることの方が少ないかもしれません。
 
そんなこともあり、実際楽ですし子どもも喜びますし、すべてが悪いとは思いません。親御さんの判断によりますし、他の方がフードコートなどで小さな子に食べさせていることに文句を言う資格は誰にも無いと思います。(たまにそういった掲示板などを見かけますが…。)
 
でも、一つ言えるのは、ファーストフードは「依存性をもたせるために敢えて濃い味付けにしている」という事実はあるようです!
 
私たち親は、それを知った上で子どもの食事を選んでいく必要があると思います。
 
我が家の例は一例ではありますが、体の成長と頭の理解がある程度進んでからにしたことで、子どもが約束を自分でしてくれた結果、依存せずに済んでいる面はあると思いました。
 
災害時やママが病気で家事がしんどい時にもインスタント食品は便利ですし、うまく付き合うことでメリットもあります。
 
夫婦や子どもと一緒に、これらとの楽しみ方を一度考えてみる。この機会は、我が家にとって良い経験になったと思っています!

ABOUT ME
あずみ
2児(4歳差兄妹)のママ。   以前は学童保育や保育園で働いていました。 現在は子育てをしながら在宅ライターをしています。 育児もパソコンも日々勉強中…! 便利グッズとおいしい食べ物はどんどん試してみたい派です(笑) よろしくお願いします。
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