5歳の男の子と1歳の女の子を子育て中のあずみさん
2020年、新年度。4月になっても、新型コロナウイルスの影響で、多くの方の生活に大きく影響が出続けています…。
以前、当サイトでも、「#休校中の過ごし方」(↓)として、我が家の(園の要請で登園を控えている)5歳の息子との自宅での過ごし方を紹介させていただきました。

普段日中離れて過ごしている息子と、長い間一緒に過ごせる期間。
その頃は正直「いろいろやってみよう」「この機会だからできることを」など意欲的に私も考えてみていたものの…。
今回、私の住んでいる都道府県でまだまだコロナの影響が出ているということで、休校(自粛要請)期間が延長…。
平日で10日ほど、「自宅で過ごしてね」という期間が延びたわけです…。
公園さえも行くのに正直戸惑う状況…。さすがにこの追加の10日間は…家の中で過ごすのにも皆飽きてきて、ストレスもたまり、悪循環も発生…。
今回は、自宅で過ごす期間が長すぎて我が家で発生してしまったトラブルを紹介させていただきます。
どれも防ぎようがあるので、お恥ずかしい記事になってしまいますが…。
「あぁ、こんな過ごし方をしていたらこうなってしまうのか」と一つの教訓(?)にしていただけると嬉しいです。
お手伝いを当たり前にしてしまい…反省
この休校期間、息子は本当によくお手伝いをしてくれました。
洗濯の取り込み、掃除、妹のおもちゃ片付け、食器運び等これまでしてくれていたことに加え、時間がある今だから覚えた新たなお手伝いもいろいろと♪
お米とぎ、洗濯たたみ(タオル以外に服等も上手になりました)、拭き掃除等…!完璧ではありませんが、5歳のお手伝いともなると、ずいぶん助かるものです。
はじめは、「教える→真似る→やりたがる→できる→褒める」と、親子共笑顔で過ごせるよう心がけていたのですが…。
だんだんと私が「お手伝いする→ 軽いお礼のみ」「お手伝いしない→ 何でやってくれないの、という雰囲気を出す」みたいになってしまっていたと思います…!
せっかくの意欲や満足感を削いでしまって、親として反省です…。
子どもも家族の一員なので、お手伝いや自分の役割は「やってあげるもの」ではなく「進んでやるもの」にいつかはなってほしい、という思いは正直あります。
ただ、それを習慣化するタイミングとしては、意に反して家に閉じ込められている今ではなかったこと、私自身が心にゆとりがなかったこと等、「今ではなかった」と反省です…。
休校や自粛期間に、お子さんにお手伝いや家事を伝えていかれる方も多いかと思います。
その際はぜひ、できたらたくさん褒め、しなくても「今は(子どももストレスたまっているし)仕方ないか」と思ってあげてくださいね…!
食べることしか楽しみがない…体重増加・食べ過ぎて体調不良に
また、子ども自身は元気で登園を控えている身ですが、そんな今でもお出かけや外食は自粛が良い雰囲気。
それ自体は、我が家は親子共に諦めるというか「その方が良いよね」と理解しているつもりです。
ただ、毎日毎日家にいると、自然と(?)楽しみのメイン=食べること、に寄ってきてしまう我が家でした。
作るのはもちろんですが、回数が増えたテイクアウト、コンビニフードやお惣菜など…。
夕食はバランスを考えてはみるものの、昼食は基本的に「簡単なもの」かつ「好きなもの」を食べさせていたように思います。
しかし、彼は本来、保育園で平日は毎日栄養バランス抜群の給食を食べ、体をたくさん動かしている…。
それが、今や、運動不足+糖質や脂質の多い食事寄り。おやつもスナックやチョコレート等…。
体重は測ってはいませんが、明らかに顎まわりやおなかの見た目が変わってしまいました…^^;
まぁ、その面は、まだ後で取り戻せる範囲と甘く見てしまっていたのですが…。
休校延長5日目ほどの時、事件が発生…。
寝ている時、息子が突然の嘔吐をしたのでした…。
普段おなかは弱い方ではなく、過去にベッドで耐えられず吐いてしまった時といえば、ウイルス性胃腸炎で入院となった重傷の時…!
今の時期だと、病院に行くのも少し怖いし、焦りました。
たしかに、ノロウイルス等は流行る時期ではありますが、「登園どころか外出もしていないのに、どこでなにに罹った!?」と焦る私たち…。
しかし、息子は一度の嘔吐で気分も症状も回復し、翌日にはケロッとしていました。(熱もなく、繰り返し吐いてもいないので、受診は見送りました。)
また、1歳の妹を含め、その後3日以上誰にも症状が出ていないことを思うと…。
あれは、確実に、食べ過ぎや食生活の乱れから来る胃腸障害…。親子で反省です…。
それ以来、本人も食べる量を考えるようになったり、私も考えを改めました…。
自分の分だけだと適当になりがちな昼食ですが、子どもがいる期間は、皆でバランスを意識してみても良いかもしれません。
生活も少しずつ夜型に…期間が長いと「まあいいか」となってしまい…
そして、保育園に行かなくなり、朝早く起きる必要もなくなって…目覚ましをかけずに好きなだけ寝る生活に。
我が家は、休日はそのスタイルで、皆ゆっくり寝ていたいタイプなのでそれはそれで「我が家流」と楽しんでいるのですが、今回はそれを「毎日」にしてしまったことを反省です。
ゆっくり寝ること自体は、今はいろいろ養生したい時期ですし良かったのですが、それに昼寝(妹が昼寝をするので、息子も気分次第ですがよく一緒に寝ていました)も加わる生活。
そして、良くなかったのが、つい「明日も休みだし」と私自身が「夜少し遅くても良いか」と思って、一緒に夜のテレビを見たり、お風呂後に遊んだりしてしまった日が何度かあったことでした…。
時間でいうと、普段なら「21時半には布団」(それでも遅めかと思いますが)と思っていましたが、この期間には1時間位ずれてしまっていたように思います。
未就学児が11時近くまで起きている…。いくら連休といえど、悪しき習慣を作ってしまったというか許してしまったというか…。
反省すべきだなと思ったのが、年度が変わる頃登園を再開したのですが、その際に息子が「布団に入っても眠れない」という状態になってしまった時でした。
はじめの休校期間は、親子で久々にゆっくり昼寝(保育園ではもう年中児は昼寝をしないので)を楽しんだり、それでも夜は早寝を心がけていましたが、気持ちが緩んでしまいました。
その結果、日数にして夜更かしは3日ほどですが、子どもが「眠れない」という状態になってしまい…。
すぐに習慣は戻り大きく体調が乱れることはありませんでしたが、今後長い休み(GWなど)があっても、大きなズレは作らないようにしようと思います。
登園再開時の寂しさをもう少し受け入れてあげていれば…
休校期間中は、「保育園に行きたい」「お友だちと遊びたい」と言っていた息子。
なんなら、親子喧嘩のようになると(息子にとって都合が悪いタイミングが来ると)「保育園行ってたらもっと楽しい」といったようなことを言われ、私もカチンときてしまったり…^^;
まぁ、本音としてずっと家にいるより「それはそうだよな~」と思えるし、自粛は我慢をさせている自覚もありました。
保育園はあいているわけですし…。(私が在宅ワーカーなので、自粛していた感じです。)
そんな、「保育園行きたい!」な息子が、ついに明日から保育園にいける時がやってきました。
しかし、上のように、前日息子はなかなか寝付けず…。さらに、夜遅く、話し声がすれば妹も起きてしまうというのに…。
深夜に「保育園いかなきゃだめ?」「おうちがいい」と言い出す息子。
その時の私は、彼の気持ちを受け止め切れていなかったように思います…。
「早く寝て」「妹起こさないで」「自分が行きたいって言ったのに(どっちなの?)」といったモヤモヤした気持ち。
とりあえず息子を寝かせ、朝送り出し、息子がいなくなってからゆっくり考えてみてはじめて息子が感じていた本当の気持ちに気づいたかもしれません…。
もちろん、お友だちには会いたい。でも、家にいると安心するよね、家が(家も)いいよね。
どうして夜中の時に共感してあげられなかったのだろう…。余裕のなかった自分に後悔です。
生活リズムが乱れたり、登園再開のタイミングを完全にこちらの都合だけで決めたことも、このような結果を生んだのかな…と。
結果、息子は登園したら「保育園楽しかった!」「やっぱり保育園(に行く生活)がいい!」と笑顔を見せてくれましたが…。
「行きたい」「寂しい(行きたくない)」どちらも本音だったのだと思います。
最後に
子どもがずっと家にいると、普段よりもいろいろなことを求めたり干渉してしまったり、そういうことが私には多くありました。
今、日本全体(もはや世界中)がピリピリしている時かと思いますが、こんな時だからこそ、子どもとの向き合い方をもう少し考えてみても良かったかも…。
私が今回、息子と長く過ごして感じた反省点です。
「今だけ」(今だけ楽しい、今だけ楽ができる等)のことを考るのではなく、見通しを持って過ごすことが大切と感じた日々でした。
今後生活が戻ることや、この生活も子どもの健康や成長に大きく関与しているということをもっと考えるべきだったと思います。
今回は、ネガティブな体験をベースに書かせていただきましたが、もちろん、楽しいことや幸せな思い出もたくさんできました。
地域によっては、これからも長く休校期間が続くところや、今後の状況によって休校期間が延びるところもあるかもしれません。
そんな時には、親子共に、外に出られないことや、それぞれの日課が思うようにこなせないことにストレスがたまってしまうこともあるかと思いますが、「今だからこそ」「家にいるからこそ」できることや親子で考えられることもありますよね。
ぜひ、心身の健康と家でできる親子での楽しみを意識しながら、有意義に過ごしてみてくださいね。
