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【入学準備】就学時健診の体験談。流れや注意事項、持ち物などをチェック

この記事の筆者
6歳の男の子と2歳の女の子を子育て中のあずみさん。

我が子は上の子が(男の子、6歳)が来年小学校に入学します。
 
現在年長児、コロナ禍でいろいろと普段通りにはいかないものの、卒園、そして入学の時に向けて、準備は少しずつ進んでいます。
 
そのうちの一つ、就学時健診。就学時健康診断(就学前健康診断)もそのひとつです。
 
私事ですが、私は出産前は学校や学童保育等で勤めていた時もあり、就学時健診にはなんらかの形で傍からその様子を見る機会もありました。
 
でも、今回11月上旬、実際に初めて保護者として我が子の手を引きそこへ行ってみると、予想外の気づきやちょっとしたトラブル、反省等もあり…。
 
「やっておいてよかった」「もっとこうしておけばよかった…」といった親目線での感想をもつことができたと思います。
 
多くの方にとって、親子ではじめて学校に入ってみることになる日、就学時健診。
 
これから参加される年長児、次期年長児の保護者の方に、少しでも私の体験談がお役に立てると嬉しく思います。
 
※これは、息子が入学予定の小学校(A小学校)の今年度の流れと、我が家のケースです。健診前には、必ず該当地域や小学校の情報をご確認くださいね。

コロナ禍での就学時健診の実態

まず、我が家の住むエリアの近隣の小学校では、例年では就学時健診は在校生の高学年が新1年生を案内したり受付等を手伝う、という流れが多かったようです。
 
すなわち、校門をくぐり受付をした後は、親子は別行動に。
 
子どもはお兄さん・お姉さんたちに付き添われ健診にまわり、親はその間体育館等で説明を聞いたり入学時に購入する制服や物品を見たりするわけですね。
 
でも、A小学校では、今年はコロナ禍ということもあり、密を避けるためか高学年の補助はなし
 
スタッフは学校の先生や、医療機関の方のみでした。(就学時健診は、眼科や耳鼻科の医師が、入学するにあたり治療しておく部分がないか健診をしてくれる、集団健診です。)
 
さらに、例年なら例えば‪13時‬なら入学予定者全員が「‪13時‬~順次受付」のように先着順で受付となっていた開始時刻も、今回は個別に受付時刻が設定されていました。
 
A小学校では、出席番号順、数十人単位で15分~30分単位で受付時刻が異なっていました。
 
このように、もし上の子が近年入学したり等で「就学時健診なら前行ったよ」という方も、今年は例年と大きく時間や流れ、注意事項等が異なっている場合があります。
 
今年届いた書類を細かく確認されてみてくださいね。
 
ちなみに、就学時健診は各協力医師の都合上、お昼過ぎ(開業医の午前診・午後診の間)頃に設定されている場合が多いようです。
 
多くの年長児は保育園や幼稚園でもうお昼寝がない生活に慣れているかと思いますが、自宅保育等でお昼寝が習慣化しているというお子さんもおられるかもしれませんね。
 
でも、その日は健診時間のお昼寝を避けられるよう、リズムを調節してみてくださいね。

就学時健診の内容。健診自体の所要時間は20分程度!?

A小学校の場合ですが、就学時健診の内容は以下のものでした。

  • 聴力検査(子どもだけ入室だったため詳細不明。でも、ヘッドホン使用の通例だと思います)
  • 視力検査(「C」の向きを答える、黒板が見えるか程度までの確認)
  • 眼科検査(視力とは別で、少し暗い部屋で医師が目に光を当てたりしていました)
  • 耳鼻科健診(これも聴力検査とは別で、耳鼻科受診時のような検査をしていました)
  • 内科健診(簡単な視診と聴診)
  • ★アレルギー相談、教育相談(該当者や希望者のみ、栄養士や先生と個別相談)
  • ★学用品の展示・販売(主におどうぐ箱に入れるもの等、制服や教科書以外の道具の展示。希望者はその場で注文可能)

このような感じでした。
 
正直、1歳や3歳児健診の時のように「名前は何ですか?」「これは何個ありますか?」といった、簡単な子どもとのコミュニケーション(聞き取り調査)もあるものだ、と勝手に思い込んでいた私は…。
 
家でちょっと息子と練習しすぎた感があり、反省です(笑)息子にも「お話なかったね…」と突っ込まれる始末です…。
 
(ちなみに、就学にあたっては、私立は受験ですし公立でしたら↑のようなものがあっても、できなくても問題ありません。)
 
例年簡単な個別相談があると聞いていたものも(↑のようなものか詳細は不明ですが)、コロナ禍で時間短縮のためか、今年はありませんでした。
 
本当に、「内科・耳鼻科・眼科・文具店の用事を一度に済ませれた」だけ。だけ、と言ってはなんですが、良くも悪くも淡々とした健診でした。
 
上の★は、希望者や該当者だけだったため、実際は視力~内科の5項目の健診を受けるために親子で指定の各部屋を回るのみ。
 
並ぶ時間を除けば、健診時間だけなら所要時間は 15~20分程度だったように感じます。
 
もちろん、子どもによっては内科以外の健診は初めて、という場合もあるかもしれませんね。(内科健診は、健康な子でも予防接種の時に受ける簡単な診察の程度でした。)
 
聴力検査や視力検査に向けて、例えば「目を閉じて音が聞こえたら手を上げる」「紙に“C”を描いて回しながら向きを聞いてみる(可能なら右左を教える)、といった簡単な遊びを自宅で少しやってみると、当日がスムーズかもしれません。
 
我が子はアレルギーがあるので、給食の先生とも5分ほど話をしました。
 
A小学校は、「親が献立表を見ながら食べられないものに印をつけて提出、状況によって代わりのものを持参(子どもにも伝える)」という感じのようです。
 
人数が多い小学校は、正直アレルギーに個別配慮してくれる保育園と比べるとどうしても親の作業が増える印象でした。
 
でも、これも我が子の安心の学校生活のためです。しっかり書類を確認しつつ、子どもにも伝えていこうと思いました。
 
年齢が上がると子どもも「自分は○○アレルギーだ」とわかってくることも多いですが、イマイチわかっていなかったり判断が難しい場合には、しっかりそのことも伝えておくと良いと思います。

服装は普段の服でOK!帽子、名札はあると便利かも?

A小学校では、当日の服装の指定はありませんでした。
 
息子の保育園は私服なので、どんな格好で行こうか…。と少し悩みましたが、結果的に、普段の活動服(動きやすいもの)で行って良かったです。
 
多くの子が私服で、制服のある幼稚園の子も、制服と私服が半々くらいに感じました。(園ママと思われるグループの子どもの服装からそんな印象を受けました。)
 
ただ、我が子もでしたが、午前中登園して汚れた服は着替え、(園では室内は裸足ですが)靴下は履かせていって良かったです。
 
後述しますが学校では上履きを履くものの、裸足の子や「砂遊びしてきました」とばかりの汚れた服のまま来ている子は、わかる範囲ではいなかったと思います。
 
ちなみに、保護者の服装も平服でOKそうでした。
 
仕事を抜けてこられたような(社員証の紐が見えたり)方以外は、スーツや入学式のようなフォーマルな服装の方はなく、動きやすいパンツスタイルの保護者が多かったです。
 
学校によっては健診会場や待機場所を回るのに階段を往復したり、砂の舞う運動場を歩き回ることにもなるので、服、靴ともに「きれいめの普段着」くらいで親子共にOKかと思います。
 
ちなみに、A小学校では、密室空間にならないようにか、時間を区切った上でさらに受付や待機場所が運動場でした…!
 
(運動会の線を引いたりする石灰で待機場所が書かれ、受付はテント、時間通りに行っても数十分の待ち時間が出ました…。
 
天気や学校の構造にもよるかともいますが、密回避、の意味で今年はこういうパターンも多いかもしれません。)
 
なので、帽子は持って行って本当に良かったです。(親も念のため持参し、良かったです。)
 
息子は私服で参加しましたが、一応通園保育園の目印にと思い活動カラー帽子と名札を持参しました。
 
帽子はこのように日なた待機や、健診後少し校庭で遊べたのでその時にも役立ちました。
 
名札は、子どもが自分の名前をしっかり言える場合には必須ではないかと思います。しかし、万が一の迷子やケガ等の際に、役立つと思います。
 
健診の際にも、つけていたら担当の先生が書類の名前と見比べ確認するのに役立っているようにも感じました。

外と校内を行き来する場合も!上履きは親子共に着脱しやすいものが◎

また、A小学校では持ち物に「上履き」と書かれていました。
 
しかし、どのようなものが良いのかわからず、私は「ザ・上履き」といわんばかりの真っ白の上履きを子どもに購入したのですが…。
 
結論からいうと、これは失敗だったように思います。(もちろん、「上履き」と書いてあった場合、正しい物を持っていったことで周りと違っても恥は感じずに済むかと思いますが。)
 
A小学校は、廊下は基本は土足、教室に入る際に上履きに履きかえるタイプの小学校でした。(児童の靴箱は、各クラスの前にあります。)
 
なので、さまざまな教室をまわって検査を受ける就学時健診時には、親子共に下靴と上履きの履き替え回数の多いこと…。
 
さらに、メイン会場は1階で、運動場とつながっていて砂が多く上がってきます。
 
入退室の度に運動靴と上履きを履き替える子ども…。後ろも並んでいるので急ぐようには伝えましたが、正直回数が多すぎて可哀想でした…。
 
学校の構造を知ってかたまたまか、子ども用の簡易なスリッパを持参されていた方が多く、そっちにすれば良かったと思いました。
 
ただ、階段の昇降がある場合も考えられますので、転びやすいものはNGだお思います。
 
可能なら、「新しめのorしっかりと洗った履きやすい運動靴をその日は上履きとして使う」あたりが正解だったのかな?と感じました。
 
もちろん、幼稚園等で上履きを常用されているお子さんは、それを持ってきていましたし履き慣れているのでスムーズそうでした。
 
我が子は保育園で裸足なので、今回上履きは初めて…。使い勝手が悪かったうえ、小学校で実際に使う日が来るまでにサイズアウトしないかがヒヤヒヤです…。
 
「買ってまで持って行かなくても(代用できるものがあれば)OK」というのが、行ってみての感想です。
 
ちなみに私(保護者)の簡易スリッパも、かなり砂まみれになりました。
 
これから携帯スリッパを購入される方は、使い捨てを覚悟できるコスパが良いものか、洗濯可能なものを選ばれると良いと思います。
 
また、親子共に、「基本は靴を履いて過ごす」学校という場所柄、裸足は避けた方が良いと思いました。
 
靴を脱いで上がる部屋もあるかもしれませんが、衛生的にもケガの防止のためにも靴下を履いておいた方が良いかと思います。

持って行って良かったもの

最後に、書かれていなかったけれど「持って行って良かった」と思ったものを紹介させていただきます。
 
子どもに関わるものとしては、上で紹介させていただいたとおり、名札と帽子でした。
 
今回は保護者のアイテムとして…A4サイズの書類が入るクリアファイルと、それがしっかり入るサイズのカバン、そして筆記用具です。
 
就学時健診は、行く際には案内はがきやアンケート等、学校・役所から事前に届いた数枚の紙を持って行けばOKでした。
 
しかし、帰りにはさまざまな案内や書類が…!今後の就学や入学前説明会の書類が多いのはもちろんのことなのですが、他にも何かと手渡されることに。
 
健診をまわっている際にも、「これを帰りに受付に出してくださいね」「記入しておいてくださいね」と書類がやってきました。
 
手に持って移動でも良いのですが、先述のように数メートルおきに靴の履き替えや、ご時世柄入室前の手指消毒…。手が塞がっているときついのです…。
 
もらったらすぐ書くor片付けられる。大きめ書類入れと筆記用具は本当にマストだと感じました。
 
雨天なら防水できるタイプのカバンがより良いと思います。場所によっては思った以上に書類が多いと感じられることもあるかもしれません。
 
また、母子手帳は持ち物に書いていなかったものの、これまで保育園や病院、役所関係の手続きでは必須だったアイテム…。
 
「今回はいらないの?」と疑問に思いつつ、一応念のために持参しました。
 
結果、健診の流れの中では不要だったのですが、アレルギーの相談(他ちょっとした健康相談)のブースで、既往歴や予防接種の話に少しなり、「確認のために持っておいて損はないアイテム」と感じました。
 
学校毎、また個々で面談の有無や内容が変わってくるかと思いますが、やはり未就学のうちは何か手続きごとの際には母子手帳を持参しておくと良いと思います。

行けない場合は早めに相談を!子どもと一緒に学校見学を楽しんで♪

就学時健診は、基本的には日時指定です。A小学校では、コロナ禍ということもあり、きめられたグループ毎(おそらく名簿順)に細かく時間指定されていました。
 
ですが、どうしても保護者の方がお仕事や、また当日親子どちらかでも体調が思わしくないと、参加が難しい場合もありますよね…。
 
行けない場合には、わかった時点でできるだけ早く電話相談をされるのが良いと思います。
 
連絡先は、案内に記載されていてればそこにかけて指示をもらってくださいね。
 
おそらくあるかと思いますが、もし見当たらなければ該当の学校に「○日の就学時健診に参加予定の○○ですが…」と連絡されるとスムーズかと思います。
 
流れ作業のような健診で、少し疲れてしまうかもしれませんが、親子で学校見学を楽しむつもりで気軽に参加されると良いかと思います♪

ABOUT ME
あずみ
2児(4歳差兄妹)のママ。   以前は学童保育や保育園で働いていました。 現在は子育てをしながら在宅ライターをしています。 育児もパソコンも日々勉強中…! 便利グッズとおいしい食べ物はどんどん試してみたい派です(笑) よろしくお願いします。
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