6歳の男の子と2歳の女の子を子育て中のあずみさん。
コロナ禍になり、我が家の住む地域は人口も多く感染者も増加傾向にあるため、2人の子ども(6歳と2歳)が通う保育園では毎朝登園前に自宅での検温が必須となっています。
これまでは、上の子はもう年齢が高いこともあってか、登園の際の検温は必須ではありませんでした。(した方が良いのだとは思いますが。)
しかし、今や聞くところによると小学校でも日々の検温は必須なのだとか。
これまでも、我が家では早く測れて便利で気に入っていた体温計を使用していたのですが(↓過去記事参照)、この度思い切って新しい体温計を購入することに。

それは、「非接触型体温計」です。ワキにはさまなくとも、おでこにピッと、センサーで検温をしてくれるあれです!
お店や施設の入館時に係の方が「検温にご協力ください」と声を掛けているのを、見かけることもあるかと思います。
今や、ネットで検索すると安いものだと1000円くらいから、大手メーカーのものまでたくさんヒットするかと思いますが、我が家が購入を検討していた頃は、まさに緊急事態宣言があけた頃。
世の中、まだまだマスクや消毒液が品薄で、都市部では体温計まで薬局から消えていた頃だったかと思います。
非接触型体温計はこれまで業務用が主だったかと思いますが、日々検温が義務のようになり、家庭でも欲しい方が多いのか、もちろんこれもかなりの品薄…。
選ぶ余地なくやっとショッピングサイトで手に入れた、海外製品のこちらの非接触型体温計。

こちらを約半年使ってみて感じた、非接触型体温計の便利さと問題点を、今回は書かせていただきたいと思います。
なお、先述の通り、今や数多く展開されている同タイプの体温計のなかの一つで、我が家(30代夫婦、未就学子ども2人の4人家族)が使用した中での個人的な感想です。
正確な情報やセンサーの感度については、各メーカーのサイトや詳しく書かれたサイトを参照していただければと思います。
検温時間がとにかく短縮!朝や2歳児のグズり時にもストレスなし!
まず、便利さ等メリット面について書かせていただきますね。
手軽に検温!おでこに向けて、ボタンを押すだけ!
声を大にして言いたいメリット、それはなんといっても「お手軽さ」でした。
これまで使用していた「けんおんくん」も、予測検温は30秒程度と他の体温計よりかなり早く重宝していましたが、非接触型体温計は、所要時間はなんと1秒!
スイッチを入れて、念のために検温の前後おでこを動かさないようじっとする時間を入れても、5秒もあれば十分です♪
使い方も、一応モード選択のボタンがありますが、体温ともの(物体)の温度、どちらを測るかの切り替え(↑写真のようにBody tempに固定)しておけば、あとは雰囲気としては水鉄砲が近いでしょうか(笑)

ピストル(体温計)をおでこに向けて、発射ボタン(検温ボタン)を押すだけで簡単です♪
使い方がわかりやすいシンプル設計で、使わない機能がいろいろついて説明がややこしい高機能な物よりも、個人的には気に入っています。
時間の無い朝や、子どもがぐずった時に1秒検温はありがたい!
最近、無意識に一日何度もや、「少しだるいかな?」といった時にも、昨年まで以上に検温をする機会が増えた方も多いかと思います。
やはり、体調不良時や正確さを求める場合には、実測検温ができる従来の体温計が良いでしょう。
しかし、手軽に目安を知りたい時には、非接触型体温計はとっても便利です。
実際、在宅ワーカーの私自身、気づけば一日何度も測る日々が続いています。
お手軽なので負担がないですが、これが一回2~5分程度はかかっていた従来の体温計だと考えると…ちょっと面倒ですね。
1秒検温は、とにかく時間がなくバタバタする朝や、子ども(特に2歳の下の子)が不機嫌な際にもすぐに測れるので、エラーで「もう!」となることもありません♪
時短にもストレス軽減につながっています。
ただでさえストレスフルなコロナ禍で、こうしたストレスの断捨離は大切かと思います。(笑)
また、子どもが寝ている時にも起こさず検温しやすくなったのも嬉しいです。
よく熱を出し、触るとすぐに起きてしまう赤ちゃん…子どもが0歳の頃からあれば、大助かりだっただろうなと思います。
ものの温度も測れる
こちらは我が家では使っていない機能ですが、体温だけでなくものの温度も測れるというのは、センサー感知だからこその一石二鳥だなと思います。
ただ、ものの温度を測るモードで体温を測ってみると、20℃台という表示が出るたりするので構造は謎ですが…。
今のところものの温度を測る機会はないですが、これも子どもが赤ちゃんの頃なら、「ミルクが人肌の温度か…等を見たい際に役立ったかな?」と思います。
電池が用意しやすい!
体温計の電池って、一般的にボタン電池等特殊な電池ですよね。
さらに、今年は体温計だけでなく体温計に対応する電池までもが品薄状態になっていたことも…。
一方、我が家の非接触型体温計の電池は、なんと単4電池2本です♪

単4電池は、単3電池とともにリモコンや子どものおもちゃの必需品として、我が家では常に5本以上はストックを心がけています。
万が一電池が切れても家にありがちな電池で対応できるのはありがたいですし、逆に体温計が壊れたり使わなくなったとしても、電池を無駄にせずに済むのも嬉しいです。
電池が(ボタン電池に比べて)大きいといえど、センサー付きの体温計でこのサイズです!

このご時世もし帰省や外泊の予定ができたら、「ポーチに入れて持ち歩こう」と思える軽量さコンパクトさだとも思います!
ちなみに現在、約半年、平均一日10回は使っているかと思いますが…電池交換は一度もせずに、表示の薄れもありません♪
子どもが自分で測ることもできる!
我が家では、基本的には親が子どもの検温をしていますが、やはりこの形状は子ども自身も「やってみたい」と思うようで…。
6歳の上の子は、時々自分で検温&申告してくれています!
おでこからの距離や正確さ等懸念点もありますが、小さいながらに健康管理を考えるきっかけとなりました。
我が家では、これも使いやすさゆえのメリット、と考えています。
便利の裏にはデメリット…やはり正確さには欠ける気がする
上のように、たくさんのメリットがある非接触型体温計。
しかし、毎日使うからこそ感じるデメリットもやはりあり…。
ここまで読んでいただいたり、またお店等での検温経験からお気づきの方も多いかと思いますが…。
そうです、「正確さに欠ける(気がする)」という、体温計として致命的なデメリットがあるのです…。
メーカーに失礼な気もしますし、私たちの測り方が悪いのかもしれません。しかし、毎日のようにそう感じるのには、いくつか理由があります。
簡単に列挙させていただきますね。
- 同じタイミングで測っても、ワキで測る体温計とあまりに差が大きい(1℃以上高かったり低かったり…)
- 同じ人の同じ箇所で数秒おきに測っても、大きな差が出ることがある(表層温度なので仕方ないかもしれませんが、さっきは微熱、今度は平熱…は日常)
- 「体温」のはずなのに、元気な人に32℃等異常な数値が出ることも多い(ワキでこうなっていたら、重症ですよね…)、
- 外気温や服装、装着していたもの等環境にも大きく左右される(元々知っていましたが、外から帰った際や、発熱時も氷枕をしていたりするとあまりアテになりません…)
決して「非接触型体温計=正確ではない」とは思わないですが、「目安」として使うことが大切なんだろうな、と今は感じています。
(そういう意味で、以下ワキで測る体温計を「正確」と書かせていただきます。)
日々の検温には“便利”を!気になる時には“正確”を!体温計の2個持ちがオススメ!
非接触型体温計を半年使い続けて、我が家ではこのようなメリット・デメリットを感じました。
そして、あえて結論づけるなら、「使い分けが大事!」→「体温計の2個(ワキ・非接触型)持ちがオススメ!」となるかと思います。
各自が体感で「元気」と思う際には、日々の検温(習慣)では非接触型体温計を。
そして、正確に体温を把握したい際や、「体調が良くないかも」と思う際には、ワキでできれば実測検温できるものを。
検温が日常となった今、非接触型体温計は、本当に時短やストレス軽減にいい仕事をしてくれます!
冒頭の通り、(私は品薄時に約5000円で即決したのですが…)今では1000円くらいから、手軽に注文できるようになっているようです!
まさに我が家では「今年買って良かったもの」と感じています。
日々の検温やお子さんのグズりを大変に思われている方は、ぜひ検討してみていただければと思います♪
