1歳9ヶ月の女の子を子育て中の30代前半の女性M.Mさん
娘が1歳半だった頃、歯の仕上げ磨きを嫌がる時期がありました。娘は自分自身で歯を磨くのは好きなので、拙いなりに一生懸命自分で歯ブラシを持って歯磨きをしました。
しかし、私が仕上げ磨きをしようとするととても嫌がるようになったのです。少し前までは仕上げ磨きをしようとしても大丈夫だったので、急な変化に私は戸惑いました。そこで、どうやっていけば歯の仕上げ磨きをさせてくれるのか色々方法を試していくことにしたのです。
仕上げ磨きを嫌がる理由
娘は、何でも自分でやることにポリシーを持っているようでした。そのため、歯磨きも最後まで自分の手でしっかり終わらせたいと思っていたようです。そのように意思をしっかり持っていてくれることはありがたいのですが、実際は本人の手では磨きの残しが発生していました。
自分でやりたいと思っているところで申し訳ないと思いながらも、子供の手が行き届いていないところは親が磨いてあげるしかないと思っていました。しかし、そんな気持ちで仕上げ磨きをやろうとすると嫌がられてしまったのです。
仕上げ磨きをさせてくれるようになった2つの方法
1.歌いながら磨く
なんとか娘の歯を磨こうとしている緊迫した雰囲気を出すと、逆効果で嫌がられてしまうことでしょう。ピリピリしている空気を出すと娘も身構えてしまうものです。そこで、場の空気を和ませるために歌をうたってみることにしました。これは場が和やかな空気になるのでおすすめです。また、歌うのは歯磨きの歌にすると、子供も気分が乗ってきて意外と口を開けてくれたりしますよ。
2.優しく素早く磨く
仕上げ磨きをする時に、綺麗に丁寧に磨かなければと思いすぎると磨き方が強くなりすぎているものです。強く磨いてしまうと痛いので、余計に子供は仕上げ磨きを嫌がるようになるでしょう。そうならないためにも優しく素早く磨いてあげるようにして下さい。
磨き残しが出ないようにしっかりまんべんなく磨きはしますが、ソフトタッチでいきましょう。歯のマッサージをしてあげるような気持ちで磨いてみると良いかもしれません。仕上げ磨きは痛くないんだと子供が理解してくれたら、それほど嫌がらなくなります。
最後に
今回は、歯の仕上げ磨きを嫌がる娘が仕上げ磨きをさせてくれるようになった2つの方法を紹介しました。
歌いながら磨くのと、優しく素早く磨くことによって、仕上げ磨きがそんなに嫌な時間ではないことを子供に感じてもらえるようになりました。そうして、なんとか仕上げ磨きをしても大丈夫な状態になったのです。
何かができない状態になると、そのことばかり考えてしまい空気がピリピリすることがあります。そうなると余計に上手く物事が進まなくなるので、肩の力を抜いて柔らかい雰囲気を出すように心がけてみましょう。意外とそのほうが良い方向に進んでいったりするものです。
焦らずにのんびり取り組んでみて下さい。きっとその方が、親の負担も軽くなるはずです。