1歳9ヶ月の女の子を子育て中の30代前半の女性M.Mさん
娘は父親が苦手なようで、一緒にお風呂に入ることや遊ぶことを嫌がっていました。なぜそんなに嫌がるのかよく分からなかったので困ったものです。
父親が育児を手伝ってくれれば私も助かりますし、家庭の雰囲気も良くなるはずです。しかし娘と父親の相性が悪いのか、娘が一方的に父親を嫌っている様子でした。
そのせいか娘は母親にべったりで、なついてくれて嬉しい反面このままだと父親がいじけてしまうのではないかと心配になったものです。
娘が父親になつかない理由
なぜ娘が父親になつかないのか、2人の様子を観察してみることにしました。すると、理由はすぐに見えてきたのです。父親は、娘と一緒にいる時にスマートフォンばかり見ていました。
娘からすれば自分に興味がない人間に見えたのでしょう。また、スマートフォンを見ていなかったとしても父親は全て自分のペースで物事を進めようとしていました。
娘が読みたがっている絵本を無視して、違う遊びを一緒にやろうとしたり空気が読めていなかったのです。これでは娘も父親と一緒にいても楽しくないでしょう。楽しくない人だと思っていたので、なつかなかったようです。
娘が父親になつかないとどうなる?
しばらく娘が父親になつかない状態が続きました。すると、ますます父親のスマートフォンへの依存度が高くなってしまったのです。
会社から帰ってきてもスマートフォンばかり見ていて娘の方をちっとも見なくなりました。父親は「何をしても仲良くなれないから静かにしてるね」と私に言ってきたこともあります。
そんな様子を見て、このままでは父親の家庭での居場所がなくなってしまうと危機感を覚えました。そこで、娘と父親が仲良くなるように、私が間を取り持つことにしたのです。
娘と父親が仲良くなるのに効果的だった方法2選
1.スマートフォンを見るのをやめてもらう
まずは、娘と一緒にいる時はスマートフォンを見るのをやめてもらうようにしました。どうしても操作が必要な時は自分の部屋に行ってやってもらうことにしたのです。
すると、父親が娘の顔をちゃんと見て話しかけるようになりました。そうしていくうちに、娘の父親に対する態度が少し柔らかくなっていったように感じます。
2.子供のペースに合わせて遊ぶようにする
父親に、娘のペースに合わせて遊んでもらうことにしました。娘が今やりたい遊びに付き合ってもらうことにしたのです。
また、娘が話している言葉にしっかり反応して答えてもらうようにもしました。たとえば娘が「猫さん!」と言ったら、父親が「猫さん可愛いね」といった感じで話しかけるようにしたのです。
こうして父親が娘のペースに合わせてあげるようになったので、娘は段々と父親に心を開いていきました。
最後に
今回は、父親になつかない娘が父親と仲良くなるのに有効的だった方法を2つ紹介しました。
どちらの方法も、コミュニケーションをとっていく上で大事なポイントだということが分かりました。
子供と父親の仲が悪い時は父親の接し方に何か問題があるのかもしれないので、原因を探って対処してみると良いでしょう。