3歳の女の子を子育て中の25歳の女性みささん
肌の弱い娘は、紙おむつが苦手でした。初めての出産で緊張していたこともあり、入院中はあまり気になりませんでしたが、退院して家での生活が始まると、おむつ交換のたびに肌の状態が気になるようになってきました。
出産前に布おむつと紙おむつの両方を準備していたこともあり、生後一週間で思い切って布おむつに切り替えました。
布おむつは、濡れたら気持ち悪くて泣くのかと思っていましたが、娘はおしっこをしてもウンチをしても全く泣きません。洗濯も簡単で、娘の肌にもよかったので、おむつが取れるまで布おむつで過ごしていました。
外出時は紙おむつにしましたが、違和感はなかったようです。布おむつは途中で買い足し、おむつ約30枚とカバー6枚準備しました。カバーは、成長とともにサイズアップしました。布おむつは同じものをずっと使いました。
2歳を過ぎて、昼間だけトレーニングパンツにしました。1日1枚と決めて、濡れたらまた布おむつに戻していました。パンツをはかせると短時間でおしっこをするので、履いていたのは1日1時間程度です。
トイレトレーニングを始める前に、パンツに慣れてほしいという気持ちで行っていました。この時点では、私からトイレに誘うことはなく、まだまだ始める予定はありませんでした。
1ヶ月ほど過ぎたころ、おむつを履いているときに「おしっこ出た」と言いに来るようになりました。しかし、おむつにおしっこは出ていません。「大丈夫よ」と言っても、何ども「おしっこ出た」と言いに来ます。
その時は気が付きませんでしたが、後で「おしっこがしたい」ことを教えに来てくれたんだとわかりました。翌日も「おしっこ出た」と言いに来るので、さっそくトイレに連れていくときちんとおしっこが出ました。
この時から、パンツを履きたいと、おむつを拒否するようになりました。布おむつも紙おむつもこの日から一切使用していません。 2歳2ヶ月で、自分の意志でおむつを卒業することになりました。
うれしい半面すごく不安でした。1回の成功でおむつを卒業してしまったため、夜間も外出もパンツです。しかし、おもらしの心配はほとんどありませんでした。
おねしょは全くなし、外出時はトイレを拒んで1回おもらし、家では多くても1日1回程度でした。自分の意志でパンツを履いているため、おしっこしたい時はきちんと教えてくれました。
ウンチは少し時間がかかりましたが、1週間後にはタイミングを覚えてパンツを汚すこともなくなりました。
ここまでは順調でしたが、3歳前にちょっと困ったことがありました。必要以上におしっこを我慢するようになりました。外出前にトイレに行ってくれなかったり、まだ我慢できるからとトイレに行かないなどです。
そのため、帰ってくるまで我慢をして、トイレの中までは我慢できたものの座る直前におしっこが出てしまったこともありました。
娘は、トイレトレーニングらしいことはしていません。布おむつを使っていたことで、おむつ交換の頻度が多くて、娘自身がトイレの感覚をつかみやすかったのが良かったのかなと思います。3年保育の幼稚園に入園しましたが、おしっこの心配は全くありませんでした。