小学3年生の男の子と5歳の男の子を子育て中の30代前半の女性ハンカチさん
足が遅い長男
我が家の長男ですが、活発で運動大好きです。幼稚園の頃から外遊び大好きです。サッカーも習っていてサッカー大好きです。これだけ体を動かしているのに、どうしても足が遅いのです。
運動会の徒競走ではドスドス走る感じで全く前に速く進みません。本人も速く走りたいから練習する!と言い出した時もあったのですが、練習しても効果は出ませんでした。
ネットで調べていく中で「幼い頃はフォームなどは気にせず、とにかくたくさん遊んで、たくさん走ると良い」と見かけました。
私も息子も必死になりすぎて、動画を撮ってフォームを確認するという方法で練習していたので頭で考えすぎていたのだと思います。「よーいドン!」と徒競走になると力が入り過ぎていたのだと思います。
1年生の運動会まで練習していましたが、良い結果も出ず、短距離の練習はいつの間にかやらなくなって月日は経ちました。
持久力がある!
いつも通り習い事のサッカーへ行き、練習の様子を見ていました。サッカーも、やる気はあるのですが、試合になるとなかなかボールを触る事が出来ません。徒競走と一緒で練習してもなかなか上達していませんでした。
しかし、ある日気づきました。
「ボールには触れてないけど、ずっとボールの近くを走っているのでは…?」
息子はなかなかボールには触れないものの、試合の流れにはしっかり付いていけていました。しかも余裕の表情でサッカーグラウンドをずっと走っています。
更に、練習後鬼ごっこをしていたのですが、笑いながらずっと走っていて、スピードも速いのです。徒競走で絶対追いつけない子に追いついたり逃げきったりしています。
この時気づきました。”持久力めちゃめちゃある!!”小学1年生の冬です。
短距離は遅くても長距離なら手ごたえがあるのでは?これは絶対得意分野だ!と感じました。早速、息子を誘って、走ってみる事にしました。
とりあえず走れるだけ走ってみよう!と息子にマラソンの説明をして「よーいドン!」
息子、全速力で走る。10秒で終了。
何度か説明しても同じ事の繰り返しです。繰り返しているうちに飽きたみたいでこの日は終了です。どうしてもダッシュしたいようでした。
別の日にリベンジです!体育の授業のおかげもあり、2回目はマラソンをする事が出来ました。マラソンと言っても目標1Kmです。どうしてもダッシュしたくなるようなので「ポケモンしりとり」をしながら1Km走りきりました。
本人は、1Kmを走るのは飽きるようで「もうやらない」「ダッシュしたい」と言っていましたが、しりとりをなりながら走れたので、やはり得意分野なのだと私は確信でき、満足でした。
得意分野を伸ばしたい
2年生の冬、再び3分間走の季節です。1年生の時に比べると、とても積極的で、自分から走りたいと言い出しました。
1年生の時は私の方が走れていたのですが2年生になると、一気に速くなっていました。無駄にダッシュする事もなく良いペースで1Km走る事が出来ました。私はギリギリ付いていけた感じで何とか走りきりました。
今年、3年生はまだ一緒に走りに行けていないので楽しみです。もし2Km、3Kmと長い距離を走るのであれば、まだまだ勝てる自信はありますが1Kmや3分間走になると勝てない気がします。
息子の得意な分野が見つかった事は嬉しいし、これから親からどんどん離れていくと聞くので、マラソンを親子の冬の恒例行事にしたいです。