2歳の男の子と女の子を子育て中の26歳の女性みくママさん
双子育児は何もかも二倍
今我が家には、二卵性双生児の男の子と女の子がいます。3分だけ早く生まれてきてくれたのが男の子、遅く生まれてきてくれたのが女の子です。
女の子の方は未熟児として生まれたため、赤ちゃんの頃は本当に双子なのかと疑われるくらい大きさの違いがありましたが、いっぱい成長してくれて2歳になる今はもう同じくらいの身長と体重です。
一卵性双生児ほどではありませんがやはり顔はそっくりで、同じ顔が二つ並んでいる可愛さは筆舌に尽し難く、お揃いのお洋服を着てもらったりリュックを背負ってもらったり、双子育児の醍醐味を味わっています。
しかし成長や可愛さが倍の分、辛さも二倍です。
並んで寝てくれていたかと思いきや、片方が泣き始めればもう片方も泣き始めますし、片方が風邪を引けばもう片方にも必ずうつります。
せめて完全に同時であればまとめて対処できることも多いのですがそうともいきません。病院に連れて行ってやっとの思いで帰ってきたら次はこっちが熱出してる、なんてことは双子あるあるです。
双子がまだ赤ちゃんだったころは、それでかなり精神的にも体力的にも疲弊してしまい毎晩泣いていました。
夫の優しい提案
そんな私の救世主は、双子が2歳になる頃からお世話になっている保育園でした。
私は出産を機に仕事を辞めていたのですが、双子育児でボロボロになっている私に対して夫は「保育園に入れよう」と提案してくれました。
「1日の間少しでも距離を置ける時間を作ろう。このままだとあなたのためにも双子のためにもならない。もし入れなかったらベビーシッターさんでもいいから探そう。」
夫がそう言ってくれていなければ私はどうなっていたかわかりません。
夫は休みの日は全て家族の時間に捧げてくれていましたが、激務な上にちょうど大きな仕事を控えていたため、育休もなかなか取るタイミングが見つけられていない状況でした。
結果、ほとんどの育児を私に押し付けてしまっていたことをすごく悩んでいてくれました。
幸い、私の住んでいる場所はかなり田舎の方なので保育園はすんなり入ることができました。
保育園からの的確なアドバイス
保育園という場所は何人もの子供たちがいて、そして保育士さんは集団を保育するプロです。私が双子育児をしていて困っていたことに対していつも的確なアドバイスをくれました。
そうですよね、私は家で二人の子供を見ていましたが保育士さんは一日中何人もの子供達を同時に見ているのです。
具体的にアドバイスを上げると、「一人が風邪を引いてしまって看病している時、別室のもう一人から目を離すことになってしまい不安です。」と相談したのですが、その時我が家はベビーモニターを勧めてもらいました。
これがとっても便利でした。風邪の時以外でも夜泣きの時、トイレトレーニング中、まさに目が二倍になった感覚でした。
今でも双子は毎日手を繋いで楽しそうに保育園に行き、たくさんお友達を作っています。わたしもパートに出ることで今まで無関係だったIT系の仕事をすることができて、キャリアアップにも繋がりそうでした。
全ては優しい提案をしてくれた夫と、頼りになる保育園の先生たちのおかげです。
最後に
経験者なのではっきり言いますが、双子育児は本当に地獄です。
どうしてうまくできないんだろうと自分を責めるママがいたら、一回双子ちゃんから離れてみる選択肢もあるということを忘れないでください。
ママもパパもお子さんもニコニコできないとだめなんです。 最終的にママとパパが「あんなこともあったねぇ。」と笑って双子ちゃんにお話できるような家庭でいましょうね。