1歳10ヶ月の女の子を子育て中の30台前半の女性M.Mさん
今回は、おすすめの絵本「やさい」について紹介します。
タイトル:やさい
作・絵:平山和子
出版社:副音館書店
この絵本は、タイトルの通りに野菜を紹介していく内容になっています。
この絵本で特におすすめなのが、平山和子さんの絵がとても写実的で美しく、大人もページをめくるのが楽しい一冊となっている点でしょう。
どの絵本よりも飛び抜けてリアルに描かれた野菜たちは、美しく迫力があるのでぜひ一度読んでもらいたいです。
野菜がまるで写真のようなクオリティーで登場するので、子供が絵本を読んだ後に本物の野菜を見たとしても、名称を間違えたりすることはないでしょう。
またこの絵本には、トマト、キャベツ、だいこんなどの私達の毎日の食卓に出てくる野菜の「畑での様子」「八百屋さんに並んだ様子」が順番に登場します。
この絵本を読めばどのようにして野菜ができて、お店に並ぶことになるのかが何となく知識として頭に入るでしょう。
娘が野菜大好きになるきっかけになった絵本
うちの娘は元々野菜に対して興味を示す方ではありませんでした。ご飯に野菜を出しても、食べる時と食べない時にばらつきがあったのを覚えています。
しかし、「やさい」を読み聞かせしてあげるようになってから、かなり野菜に興味を示すようになりました。
食卓に野菜が出てくると喜んで指をさし「トマト」「キャベツ」など野菜の名前を呟きながらご飯を食べるようになったのです。
子供は好奇心が旺盛なので、気になったことはどんどん吸収するということがよく分かる出来事に出会えて良かったです。娘は現在では、サラダや野菜が沢山入った味噌汁などが大好きです。
子供とご飯を食べる時のコミュニケーションにも役立つ
「やさい」を読むと子供は少し野菜の名称や特徴が分かるようになります。
そのため、一緒に親子でご飯を食べている時に野菜を食べながら「これはだいこんだね」「これはトマトだね」「やっぱり美味しいね」「色が赤いね」など会話がしやすくなるでしょう。
共通の野菜という話題を持つことによって、子供とご飯を食べる時のコミュニケーションにも役立つ絵本となっているのです。
子供とのご飯タイムで野菜を食べるのがより楽しくなるので、おすすめの一冊となっているでしょう。
最後に
今回は、絵本「やさい」について紹介しました。
この絵本では野菜の「畑での様子」「八百屋さんに並んだ様子」が紹介されているので、読むと少し野菜について知ることができると分かりました。
野菜に興味がなかったり、野菜が嫌いだったりする子供がいる人は、一度この絵本を読んであげてはいかがでしょうか。
少しだけでも何かの野菜に興味を示してくれたら、その野菜だけでも少しずつ食べるようになるのかもしれません。
今回紹介した絵本「やさい」が、楽しい食卓作りのお役に立てたなら幸いです。