1歳11ヶ月の女の子を子育て中の30代前半の女性M.Mさん
今回は、おすすめの絵本「ぜったいにおしちゃダメ?」について紹介していきます。
タイトル:ぜったいにおしちゃダメ?
作:ピル・コッター
出版社:サンクチュアリ出版
この絵本は、子供の好奇心を刺激する内容になっています。おしちゃダメなのに、ついつい押したくなってしまうボタンが登場します。
そこに登場する謎の生物ラリー。このラリーが押してはいけないボタンを「おしちゃえば?」と誘惑してくるのです。
誘惑に負けてボタンを押してしまうと、様々なアクシデントが起こります。テンポよく起こるアクシデントが楽しくて、子供も大人も絵本のページを早くめくりたくなることでしょう。
ボタンを押したり、アクシデントに対応するために絵本を振ったりこすったり、子供がワクワクしながら何度も読みたくなる内容になっているのではないでしょうか。
「ぜったいにおしちゃダメ?」のおすすめポイント
1.参加型の絵本
「ぜったいにおしちゃダメ?」は、参加型の絵本となっています。謎の生物ラリーが誘導してくれるので、絵本の世界に入り込むことができます。
その世界で「ボタンをおしちゃダメ、ボタンのことを考えてもダメ」などラリーから突然ルールを説明されるのです。
その後に、ラリーは「だれもみてないからおしちゃいなよ」とそそのかしてきます。
そこでボタンを押すところから物語は始まるのですが、その後に起こる様々なアクシデントに対して、絵本を振ったりこすったりと絵本を読んでいる人が参加して物語を進めていきます。
ただ文章を読むのではなく、自分から絵本の物語に参加していくことができる絵本なので、好奇心旺盛な子供におすすめの絵本となっているでしょう。
2.親子で楽しめる
「ぜったいにおしちゃダメ?」は参加型の絵本なので、親も子と一緒になって楽しむことができます。
子供にせがまれて絵本をぶんぶん振ったり、こすったりと親も参加したら大忙しの絵本だからです。
親が一生懸命絵本に参加していると、子供もさらに集中して絵本を楽しめるのではないでしょうか。
親子で一緒に楽しみながらコミュニケーションがとれる絵本となっているところも、おすすめポイントとなっています。
3.「おしちゃダメ」というルールを破るとどうなるか体験できる
「おしちゃダメ」と言われたボタンを押すという、ルールを破るところから始まるこの絵本。
いたずら心のある幼児はボタンを押してから心をつかまれて、物語に入り込んでいくことでしょう。
ルールを破った後に様々なアクシデントが起きるのですが、展開に夢中になって次々にページをめくっていき、躊躇したり、勇気を出してページをめくっていったり、いっぱい考えたりと普通の絵本ではできない体験ができるようになっているでしょう。
最後に
今回はおすすめの絵本「ぜったいにおしちゃダメ?」について紹介しました。
「おしちゃダメ」という誘惑に負けて、ボタンを押してしまうところから物語がはじまる絵本と聞いて、なんだか面白そうだと思いませんでしたか?
親も子も楽しめる内容となっているので、興味がある人は、ぜひ一度読んでみて下さいね。